1年間のリーフさんの電池劣化の記録

日産 リーフ
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みなさんこんにちは◎ショミンです。

今回は、この6月でリーフスパイを使ってSOHの記録を取り出してから1年が経ちましたので、その1年のSOHの変化・電池の劣化具合をまとめていきたいと思います。

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SOHグラフ

リーフさんの電池劣化の記録を取り出したのが2021年の5月31日で、Twitterに毎日上げてみたり、1ヶ月ごとのデータをブログにまとめてみたり色々してきましたが、1年の変化は今回初めてになります。

まずは2021年6月1日から2022年5月31日のSOHのデータの数値が以下のようになります。

以上の数値をまとめたものがこのグラフになります。

SOHを記録し始めて、夏から冬にかけてSOHが暴落していくときは「これがリーフの有名な電池劣化か・・・」と思ってしまいましたが、

また春から夏にかけてSOHの値が回復してきました。

おおよそ1年間で6%の振り幅があったことがわかります。

SOHと気温の関係

このように電池の状態が結構変わってしまう要因の一つが気温の変化だと思われますので、平均気温を足したグラフがこうなります。

うまい具合にSOHのグラフの山と重なる結果になりました。

やはりリーフさんの電池に大きく関係するのは「気温の変化」がまずあげられます。

気温の変化によって、電池の温度の変化がSOHの数値の結果に直結するようです。

電池の温度の変化を与える他の要因は「充電」です。

このグラフには反映していませんが、急速充電をした後にはSOHが増えることが多々ありました。

急速充電をすると電池の温度が上がるので、その影響で気温の変化と同じようにSOHの数値が上がることがわかりました。

しかし、急速充電のやり過ぎは電池を傷めると言われています。

そのためショミンは極力、急速充電を避けてきましたが、この結果から急速充電は本当に電池にとって良くないことなのかわからなくなってきました。

急速充電のやりすぎで、電池温度が上がりすぎることが良くないことだと考えを修正していこうと思います。

セグとSOHの関係

最後にSOHではなくリーフのメータに表示される「セグ」計とSOHの関係をまとめたいと思います。

「セグ」とはリーフのメーターの右側の航続距離表示の縁取りにある12メモリのグラフのことです。

この写真の時は2セグ欠けている状態で(10メモリ分残っている)、10セグと言われる状態です。

このリーフさんを中古で購入したのが2019年の7月になり、その時は満タンの12セグありました。

(その時はリーフスパイなど持っていなかったので12セグでもSOHが何%だったのかはわかりません)

その購入からのセグの変化をグラフにするとこうなります。

セグは頻繁に変化するものではないので、1ヶ月ごとの数値をグラフにしました。

買った当初、12セグでしたが1ヶ月ですぐ11セグに減ってしまいました。

このリーフさん元々は、2015年製で中古で買ったときは4年後の走行距離18,000キロほどでした。

また、納車して約1ヶ月は自宅に充電器を設置できていなくてほぼ毎日仕事帰りに急速充電をしていたので、1セグ欠けてしまったのはそのせいかな?と考えています。

そこから自分の記憶では、半年後の3月にさらに1セグ欠けて10セグになったしまったと思っていましたが、きちんとグラフにして遡ってみると11セグの期間は1年以上ももっていました。期間は約1年と8ヶ月くらいがありました。

2021年の3月から現在まで約1年と4ヶ月になります。

11→10セグのペースから予想すると、2021年の3月から現在まで約1年と4ヶ月になるので、もし1年8ヶ月でセグ欠けするとしたら、9セグになるのは今年2022年の冬あたりといったところでしょうか?

予想通りに減って欲しくないですけど笑

次にSOHの数値を先ほどのグラフに重ねてみます。

SOHを計測し出したのが2021年の6月からなので、最初の方2019年〜の変化はわかりません。

SOHの変化を当てはめてみると、ずっと10セグでも波があることがよくわかります。

冬の寒い時期になるとSOHが減っていき暖かくなるとまた回復していくのがよくわかります。

もし、納車当初からSOHを測っていれば、このような波のグラフが最初からうねうねしながら緩やかに下がっていく様子が見れたかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょか?

日産の初代リーフは電池の劣化が激しいと言うことで、どのくらいなのかこの1年、電池の劣化を記録していましたが見直してみるとそこまで激しい?変化ではなかったように思われます。

もちろん使い方による個人差もあると思われますので、これが絶対とは言えませんが大半の方はこのような電池劣化になっているのではないでしょうか?

電池の温度管理のための水冷機構も付いていない初代のリーフでこのような劣化状況だと言うことがわかりました。

昨今の最新の電気自動車ではこのような劣化は起こりにくいと考えられますので、電気自動車は電池が・・・と言うような懸念事項はほぼなくなってきていると考えてもいいのではないでしょうか。

またショミンのように、自分が使う走行距離・用途を把握していれば電池容量の少なくて劣化が激しいと言われる値段の安い初代の中古リーフを駆使してお得な利用手段として実用できることも可能です。

全ての人に電気自動車をお勧めできると言うわけではないですが、電気自動車が気になっている人にこのデータが参考の一つになればいいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた!

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